“今までの人生が暗かった分、大学生になれば明るい青春時代を過ごせると思い込んで入学したが、それも虚しくまたもや当然のように暗い青春時代を過ごすことになる。入学したての頃はみんながはじめて顔を合わす人同士で私のことをよく知らないのでまんまと同じゼミの一つのグループの中に入る。「私がこんなにたくさんの友達と話せるなんて夢のよう」と思う。しかし普通は時間が経てばみんなと馴染んでどんどん仲良くなっていくと思うが、私の場合逆に時間が経てば経つ程化けの皮が剥がれ次第に人との間に大きな溝ができてしまう。なぜなら私は”人を寄せ付けない何か”を持っているからだ。その”何か”とは何か、永遠のテーマである。ちゃっかりグループに紛れて食事をしても明らかに私だけが浮く。グループで私が先頭で歩いても誰も隣りに来てくれない。一年の前期の最後の方にはそのグループの中にも入れない空気になって独りになる。そう、最初思ったことはやはり夢だったのである。私は孤立した。”
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